妊娠16週 『妊婦健診』
妊娠16週 『妊婦健診』


■私たちの施設でおススメのおっぱいの手当ては、とても簡単な方法です。乳頭(乳首)では
なく、乳輪部の手当て(手入れ、マッサージ)をします。乳輪部に指をあて、胸壁に向かって
押し付け、次いでその指を合わせます。数回試みます。場所を変えて、たて、よこ、ななめ
と4方向試みます。乳輪部が硬めの方は最初痛いかもしれませんが、すぐ軟らかくなって
痛みも少なくなります。おっぱいが分泌するかどうかが、手当ての目安です。
■授乳中の食事は、おっぱいのためにしっかり食べなきゃ、と思われる方も多いでしょうが、
カロリー価が高いとおっぱいが張り過ぎ、乳腺炎をおこす危険性があります。まして冷える
と固まる動物性の脂肪は乳腺のつまりを来たし、故山内逸郎先生は授乳中避けるべきと
話されていました。あっさりした和食がお勧めです。妊娠中から野菜、小魚、海草を中心の
和食を心がける意味は、産後の(動物性脂肪、たんぱく質を抑えた)食生活、食習慣に妊娠
中から慣れるためや、妊娠中の体重増加、肥満を防ぐためなどだけでなく、妊娠末期の『食』
が出産直後のおっぱいに大いに関連があること(妊娠中は大丈夫と思って肉料理を多く食べ
た結果、産後乳腺がつまって乳腺炎になったという方をときどき見かける)などがあげられま
す。
■助産師外来
妊娠中3回予定しています。各時期での内容は、助産師外来の項をご参照ください。助産師
外来をご夫婦(または実家のお母さんと)一緒に聞くのも、お勧めです。
夜診にお越しの方は、お産などの都合で、次回に延期させていただくことがあります。
■体重増加、大丈夫ですか。食生活、もう一度見直しましょう。
■母親教室G(マタニティヨーガ)クラスの受講は16週ころから、マタニティヨーガクラスは
月2回開講しています。
■4D超音波
ご希望の方には、16週でもオプションで4D超音波をDVDに取り、写真撮影します。
○次の診察は・・・
とくに変わりがなければ、次回は4週後、20週の健診です。

新着情報

〒599-0211
大阪府阪南市鳥取中192-2
【受付時間】
産婦人科
午前8:45~11:45 午後17:45~19:45
小児科
午前8:45~11:30
※土曜の受付は11:00まで
※当院初めての方は、直接ご来院ください。
